エア・イグゼルド夜会話


▼第0話

エア 「とうちゃ〜く。うん・・・確かに夜風に当たってたら、つかれがとれた気がするよ。ありがとう、イグゼルド」
イグゼルド 「アア・・・。ココハ・・・私ガあるじト出会ッタ場所・・・? ココガ、思イ出ノ場所ナノカ・・・?」
エア 「うん・・・それに、ここは昔、わたしの家のあった場所なんだ」
イグゼルド 「ソウナノカ・・・」
エア 「この家がなくなった時、わたしはまだ小さかったから、ここでのことは、本当はほとんど覚えてないんだ・・・」
イグゼルド 「あるじヨ・・・」
エア 「そして家をなくしたわたしを、親方が家族として迎えてくれた・・・」
イグゼルド 「・・・」
エア 「最初はいろいろあったけど、オルカやタタンとも仲良くなった。
だから・・・わたしはもう・・・ひとりじゃない。それに今日から、イグゼルドっていうパートナーができたしね」
イグゼルド 「ソノトオリダ。私ガ護衛獣トナッタカラニハ、モウ心配スルコトハナイ」
エア 「ありがと、イグゼルド。よろしくたのむね」
イグゼルド 「了解ダ。・・・シカシ私ハ、支援攻撃用ニ設計サレテイル。ソノタメ・・・接近戦ハ不得意デアルコトヲ覚エテイテモライタイ」
エア 「うん、わかった」

イグゼルド 「イヤ、ワカッテイナイ!
あるじハ遠方ノ敵ヲ素早ク発見シテ、私ニ的確ニ攻撃ノ指示ヲ出ス必要ガアルトイウコトナノダゾ?

エア 「ちょっと! それって・・・?(つまり・・・あまり当てにならないってこと?)」
イグゼルド 「何カ問題デモ?」
エア 「いやなんと言うか、わたしたちは鍛冶師なわけで、あんまり戦いは関係ないよ」

イグゼルド 「了解ダ。シカシ私ニハ鍛冶ニ関スルでーたガ入力サレテイナイ。私ノ能力ヲ活用スルタメニハ、あるじガ的確ニ指示ヲ出ス必要ガアルトイウコトダ

エア 「(やっぱり・・・あまり当てにならないってこと?)あははは・・・了解です」
イグゼルド 「あるじノ活躍ニ期待シテイルゾ」
エア 「ははは・・・」




▼第一話

エア 「あれ、イグゼルド。なにやってんの? こんなとこで・・・」
イグゼルド 「言ッタダロウ、しすてむノ調整ダ。私ノ能力ヲ最大限ニ発揮デキルヨウ、常ニ万全ノ状態ニ調整シテオカナケレバナ」
エア 「なにか手伝えることある?」

イグゼルド
「ナイ」

エア 「即答ですか」
イグゼルド 「アナタコソ何ヲヤッテイルノダ。休メル時ニ休ムノモ兵士ノ仕事ノウチダゾ」
エア 「兵士じゃないって、鍛冶師だよ。いや・・・イグゼルドが出かけたからさ・・・わたしも散歩しようと思って・・・」
イグゼルド 「"サビシイ"トイウ感情カ?」
エア 「さびしい? わたしが!? イグゼルドがいなくて・・・?」
イグゼルド 「アア」
エア 「そんな・・・いや・・・そうかも・・・。ずっといっしょだったもんね・・・。
ひとりになると、ちょっとさびしかったのかも・・・。そういえば、今日はありがとう」
イグゼルド 「何ガダ? アナタノカンシャニ該当スル項目ガ多スギルノデ、モウ少シ詳シクタノム」
エア 「そ・・・そうなの・・・? ほら、集会でさ、みんなに信じてもらえなかったとき、イグゼルドがわたしを信じるって・・・。本当にうれしかったんだ。だから、ありがと」
イグゼルド 「ナルホド・・・シカシ、私ハ正シイト判断シタコトヲ言ッタマデダ。我々ノ目的ガごうらノ封印デアル限リ、イツりょうが殿ノ妨害ニアウカワカラナイガ、アナタガ私ノ能力ヲ最大限ニ引キ出スコトガデキレバ、勝利ハ間違イナイ」
エア 「たのもしいね、イグゼルド・・・。けど、さっきも言ったでしょ、わたしたちは鍛冶師なんだ。戦わなくてもいい方法があれば、わたしはそれを選びたいな・・・」
イグゼルド 「ナルホド、あるじガソレヲ望ムノデアレバ努力シヨウ。アナタノヨウナ人間ヲ、"ヤサシイ"ト言ウノカ?」
エア 「どうかな? 自分ではわからないよ・・・」




▼第二話

イグゼルド 「あるじデハナイカ・・・。ドウシタノダ? 何カ用デモアルノカ?」
エア 「別に・・・。なんか、ちょっと、ね・・・また気分転換だよ」
イグゼルド 「ソウカ・・・。ヤハリ・・・正確ニハ理解デキナイナ。人間ノ感情トイウモノハ・・・。おるか殿モケガヲ負ッテイルノニ、たたん殿ノ前デ無理ヲシテミセタガ、ナゼソンナコトヲスルノダ?」
エア 「あれはタタンに心配かけないようにって、オルカのやさしさ、かな」
イグゼルド 「アレガ、ヤサシサ・・・。シカシおるか殿ハヨク、たたん殿トケンカヲシテイルゾ」
エア 「仲がいいからね。ケンカもするんだよ」
イグゼルド 「仲ガイイノニ、ケンカ・・・? ナゼダ・・・仲ガイイノナラ、ケンカヲスル理由ナド・・・
アリエナイ・・・!
エア 「落ち着いて落ち着いて! そういうもんなんだから割り切っていこうよ!」
イグゼルド 「ナニデ割リ切ルノダ?」
エア
「雰囲気で」
イグゼルド 「・・・理解不能」




▼第三話

イグゼルド 「あるじカ・・・。マタ気分転換ダナ?」
エア 「そんなとこ」
イグゼルド 「タシカニ・・・イロイロアッタ。ぱすぅト名乗ル新タナ敵ガ現レ、親方殿ガ呪ワレテイルコトモワカッタ。シカシ、ぶるにーどトイウ魔刃ヘノ手ガカリモ手ニ入レタデハナイカ」
エア 「そうだね。悪いことばかりじゃない・・・」
イグゼルド 「安心スルガイイ。少シズツデハアルガ、アナタハ確実ニ前進シテイル!」
エア 「イグゼルド・・・ありがと! なんか・・・はじめてイグゼルドにほめられた気がする・・・。ちょっとうれしいな・・・」
イグゼルド 「何ヲ言ッテイル? 私ハ、ホメタツモリナド、ナイ。早トチリヲスルンジャナイ。ソウイッタ、思イツキノ判断デ行動スルノハヤメテ、冷静ナ判断力ヲ身ニツケ、私ノ能力ヲ最大限ニ・・・」
エア 「わかったわかった・・・そこらへんでカンベンしてよ・・・」
イグゼルド
「カンベンデキン!」
エア 「ひえ〜・・・」





▼第四話

エア 「イグゼルド・・・調子はどう?」
イグゼルド 「問題ナイ・・・ガ、アナタハ少シオカシイナ」
エア 「え・・・? どうして?」
イグゼルド 「ヤット魔刃ガ見ツカッタトイウノニ、ウレシソウデハナイナ・・・? ドウシタノダ?」
エア 「そうだね・・・魔刃が見つかったのはうれしいけど・・・」
イグゼルド 「りょうが殿ノコトダナ」
エア 「え?」
イグゼルド 「あるじノ反応ヲ見レバ、推測スルノハ簡単ダ」
エア 「そうなの・・・? すごいね、イグゼルド・・・」
イグゼルド 「彼ハアクマデモ我々ニ敵対スルト思ワレル・・・。モウ友人トハイエナイノデハ・・・」
エア 「そんなことない! リョウガには何か事情があって、話し合えば元に戻れる・・・そう思ってたの。ううん・・・思おうとしてた・・・。だけど・・・なにも聞けなかった・・・。もしちがってたらって思ったら、怖くて聞けなくて・・・! イヤだよ・・・リョウガと戦うなんて・・・」
イグゼルド 「デハ、魔刃集メヲヤメルノカ? ごうらヲ復活サセルノカ?」
エア 「それは・・・そんなこと・・・できないよ・・・!」
イグゼルド 「デハ、戦ウシカナイ。彼ヲ止メラレルノハ、あるじシカイナイノダ」
エア 「リョウガを止める・・・。そっか・・・そうだね・・・。わかったよ、イグゼルド。ありがと!」
イグゼルド 「戻ッタヨウダナ、あるじヨ」
エア 「イグゼルドもわたしに手を貸してくれるよね」
イグゼルド 「当然ダ。護衛獣ダカラナ」
エア 「ありがと! たよりにしてるよ!」
イグゼルド 「問題ナイ。シカシ、私ノ能力ヲ発揮スルニハ、アナタノ指示ガ的確デアル必要ガ・・・」
エア 「あ・・・うん・・・わかったわかった」
イグゼルド
「ワカッテナイ!」
エア 「たすけて・・・」





▼第五話

エア 「イグゼルド・・・本当に大丈夫なの? 潮風とか・・・」
イグゼルド 「問題ナイ・・・ガ、念ノタメちぇっくハ念入リニ行ッテイル。シカシ・・・今回ノ相手ハ本当ニ手強カッタ・・・今後ハ装備ノ追加ヲ検討セネバ・・・
エア 「たしかに巨大ハサミは強かったもんね・・・。でも、どんな装備が欲しいの? 手に入るものならいいんだけど・・・」

イグゼルド
「色気ダ」

エア
「そっちなの!?」

イグゼルド
「私ニ色気サエ装備サレテイレバ、今回ノ相手ナド訳モナカッタロウ」

エア 「・・・って言うか、お色気が装備できるならわたしだってしたいよ!」

イグゼルド
「相手ノ精神ヲ支配スルぱるすヤ、相手ノ思考ヲまひサセルがすヲ発射スルゆにっとヲ追加スレバイイ」

エア 「なんだかわからないけど、危ないことだけはわかるよ。あと、多分売ってないし・・・」
イグゼルド 「デハ仕方ナイ。腰ノらいんヲシボッテミルカ?」
エア 「多分、イミないよ・・・」

イグゼルド
「デハ、ドウスレバ!?」

エア 「思い出して! イグゼルドは機械兵士なんだよ! 色気なんて必要ないよ!」
イグゼルド 「シカシ再ビアノヨウナ相手ニ会ッタ場合ドウスルノダ!?」
エア 「そのときは・・・今度こそわたしがガンバル!
イグゼルド 「・・・。ヤハリ私ガナントカシナクテハ・・・」
エア
「どういう意味!?」





▼第六話

エア 「イグゼルド・・・調子はどう?」
イグゼルド 「問題ナイ、調整ハ万全ダ。問題ガアルトスレバ、あるじノ方ダ。本当ニりょうが殿ヲ止メラレルノカ?」
エア 「わからない・・・でもやらなきゃ・・・だって・・・あのときリョウガは、とても悲しそうだったから・・・」
イグゼルド 「彼ガ、悲シイ・・・?」
エア 「今、リョウガのやっていることは、自分の気持ちと関係なくやらなきゃいけないことなんだよ・・・。だから、リョウガは全力でくる」
イグゼルド 「全力・・・」
エア 「正直、リョウガに勝てる自信はないけど、やるしかないよ・・・。だって、リョウガを止められるのはわたしだけなんだから・・・」
イグゼルド 「迷イハナイノダナ」
エア 「・・・うん!」
イグゼルド 「ナラバ問題ナイ。我ガ能力ヲ引キ出セレバ、勝テナイ相手デハナイハズダ!」

エア 「・・・。うん!」

イグゼルド
「今ノ間ハナンダ!?」
エア 「ああ・・・なんでもないなんでもない! 力を合わせてリョウガを止めよう!」

イグゼルド 「・・・。了解ダ」

エア
「今の間はなに?」





▼第七話

エア 「イグゼルド、今日もご苦労さまでした」
イグゼルド 「ウム・・・ちぇっくハ万全ダ。コレデ今回ノヨウナ強力ナ召喚師ト戦ウコトニナッテモ問題ナイ」
エア 「できれば、あんな強い人たちと戦うのはもうカンベンして欲しいけどね・・・」
イグゼルド 「何ヲ弱気ナコトヲ・・・」
エア 「本当だよ。わたしたちとは多分レベルがちがうよ。あのときトリスさんたちが本当の力を出していたら、絶対に勝てなかったと思う」
イグゼルド 「手加減サレテイタ・・・ト言ウノカ?」
エア 「それもあるけど、ほら、護衛獣のレシィくんがいなかったのもあると思うよ」
イグゼルド 「確カニアレ以上戦力ガフエテイタラ、キビシイ戦イニナッテイタナ」
エア 「それだけじゃなくて、いつもいるパートナーがいなくて、調子が出せなかったと思うんだ。わたしだってイグゼルドがいないと、調子出せないと思うから・・・」
イグゼルド 「ナルホド・・・ツマリ、あるじガ勝テタノハ私ノオカゲト言ッテイルノダナ」
エア 「えーと・・・そういうことかな」
イグゼルド
「あるじモヨウヤク理解デキタカ。ココマデ長カッタガ、成長シタトイウコトダナ」
エア「もしかして、それほめてるつもり・・・?」





▼第九話イベント

エア「イグゼルド・・・? ここにいたの・・・」

イグゼルド「・・・ガ今後暴走スルコトノナイヨウ、ドウカ・・・」

エア「ん・・・?」

イグゼルド「!!!しすてむ変更! 通常警戒もーどニ移行!」

エア「どうしたの? そんなにあわてて。ここでなにしてたの?」

イグゼルド「ソレハダナ・・・」

エア「なに?」

イグゼルド「現実的ニ効果的ナ方法カドウカ、結果ガ出ルマデ証明デキナイタメ、アマリ言イタクナイノダガ・・・?」

エア「へえ、そうなんだ? で、なにやってたの?」

イグゼルド「聞イテナカッタノカ!」

エア「わたしに言えないようなことしてたの?」

イグゼルド「ソ・・・ソンナコトハ・・・」

エア「じゃ、なに?」

イグゼルド「オ・・・オ祈リヲ・・・」

エア
「はぁ!? お祈りぃ!? イグゼルドがぁ!?」

イグゼルド「私ニダッテ、コンナコトデあるじノものしふとノ暴走ヲ防グコトガデキル確証ハナイガ・・・」

エア「え・・・? じゃ、わたしのため・・・?」

イグゼルド「ソレダケデハナイ。私モごうらヲ封印シタイ・・・。コノ村ヲ、守リタイノダ・・・」

エア「イグゼルド・・・」

イグゼルド「形ノ上トハ言エ、私ハアナタノ護衛獣ダ。アナタノ守リタイモノハ、私ニトッテモ守ルベキモノダ。ダカラ私ハコノ村ヲ・・・あるじノ大切ナ人々ヲ、守リタイノダ・・・」

エア「・・・」

イグゼルド「ソレニ、今ノ私ニハ、コノ村ガ唯一ノ帰ル場所ナノダ。ナクナッテシマッテハ問題ガアル。めんてなんすニ最適ノ場所モアルトイウノニ・・・」

エア「わたしだって・・・この村を・・・みんなを守りたいよ・・・。でも・・・わたし、また・・・魔刃使いの力を暴走させてしまうかもしれない・・・。もしかして・・・そのとき・・・わたしは・・・イグゼルドまで・・・!」

イグゼルド「私ハあるじニ破壊サレルトイウノカ・・・。ソレハ・・・アリエナイ!」

エア「ありえないだなんて・・・どうしてそんなことが言えるの? 気休めなら、よしてよ・・・!」

イグゼルド「気休メナドデハナイ! ものしふとノ暴走ヲ防グコトガ、あるじヲ守ルコトダト理解シタ・・・。ダカラ、オ祈リマデ行ッタノダ。不確定ナ要素ダト理解シタ上デ・・・。ソレデモ再ビ、ものしふとノ暴走ガ起コッタ場合、私ハ護衛獣トシテあるじノ暴走ヲ止メル・・・。必ズ止メテミセル!」

エア「イグゼルドが・・・止めてくれる・・・?」

イグゼルド「ソウダ・・・。ソレガ、アナタノぱーとなーデアル私ノ役目ダ・・・」

エア「イグゼルドは・・・パートナー・・・」

イグゼルド「ダカラ、あるじハ安心シテごうら封印ニ向カウガイイ」

エア「・・・。イグゼルド・・・ごめんね・・・」

イグゼルド「ナゼ、アヤマルノダ!? コノ私ヲ信用デキナイ・・・ソウ言ウノカ・・・!?」

エア「ちがうちがう! わたし、知らないあいだに大切なことを忘れてたみたい・・・。わたしがここまで来れたのは、わたし一人の力じゃない・・・。わたしのとなりにはいつだって、イグゼルドがいてくれたんだ!」
イグゼルド「ソウダ・・・私ハイツモあるじノ側ニイルノダ・・・安心シロ・・・!」

エア「イグゼルド・・・」

イグゼルド「あるじノものしふとガ刃ナラ、私ハ鞘ニナロウ!」

エア「あ・・・イグゼルド・・・ありがとう・・・! 本当にありがとう!」

イグゼルド「問題ナイ。護衛獣トシテ当然ノコトダ」

エア「あはは・・・イグゼルドはやさしいね・・・」

イグゼルド「ヤサシイ・・・? 私ガ・・・?」

エア「うん・・・すっごくやさしいよ・・・」

イグゼルド「ヤサシイ・・・機械兵士の私ガ・・・。戦闘兵器ノ私ガ、ヤサシイ・・・。
ソンナコトハ・・・アリエナイ・・・。アリエナイ!

エア「あらら・・・」





▼ED


エア 「やっと一段落ついたね。ご苦労様でした、イグゼルド・・・」

イグゼルド 「問題ナイ。護衛獣トシテ当然ナコトヲシタマデダ」

エア 「でも、こうしてるとこのあいだまでのことがウソみたいだね」

イグゼルド 「ウソデハナイゾ、私ノめもりニ確カニ記録ガ残ッテイル」

エア 「へぇ、そうなんだ。すごいね」

イグゼルド 「ダカラ・・・ワカッテイナイノニ適当ナ返事ヲスルナ・・・!」

エア 「あはは・・・ごめんごめん」

イグゼルド 「コンナ適当ナあるじナノニ、結果的ニ上手クイッテシマウナンテ、アリエナイコトナノダガ・・・」

エア 「きっと、イグゼルドのお願いがきいたのね」

イグゼルド 「確カニ、ものしふとノ暴走ハ発生シナカッタガ・・・」

エア 「あのお願いで、すごく勇気をもらったんだから」

イグゼルド 「勇気・・・? あるじノ反応ハ、私ノ計算外ダ。シカシ、計算以上ノ結果デモアル。コレガ魔刃使イトイウモノナノカ?」

エア 「そんなの関係ないって。イグゼルドがそばにいてくれるからだよ。そしたら、わたしの力が何倍にもなるんだよ!」

イグゼルド 「あるじニトッテ私ノ協力ハ足シ算デハナク、カケ算トシテハタラク、トイウコトカ」

エア 「そういうことだよ。だから、これからもよろしくね、イグゼルド」

イグゼルド 「了解ダ」



コレカラモアリエナイ結果ヲ出シテイコウ・・・共ニ・・・





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